本日(2017年10月11日)、
またしても保護犬カフェ寺田町店に猫が遺棄されていました。
今回は巾着型の布製の袋に入れられ、猫が逃げ出さないように袋の口部分にテープが巻きつけてある状態でした。
いつ遺棄されたのかはわかりませんが、とても窮屈な状態で一晩を過ごした可能性があります。
SNSなどでこのような事をお伝えするときには、感情的にならないように気をつけていますが、とても居た堪れない気持ちになります。
遺棄をした人の本意は分かりかねますが、犬猫やその他の動物含め命は、物でもゴミでもありません。
無理をしてでも犬猫たちを迎えてほしいとは言いませんが、せめてもう少し、犬猫に優しく接してあげてはくれないでしょうか?
飼えなくなったのなら正直に相談に来てほしいです。
飼えなくなった事情も色々あるかもしれませんが、放棄される犬猫には関係のない話です。
終生飼養する責任を放棄するばかりか、その子の新しい飼い主さん探しなどの最低限の行動を起こす事すら放棄するのは、人間として恥ずかしい行為ではないでしょうか?
前回のシーズーのいのり君の際に次回から遺棄の場合、保健所に連れていかざるを得ない状況もあるかもしれないとお伝え致しましたが、今回はなんとか保護できそうなので当団体で保護させていただきます。
今回保護することや経緯を公開する事で同じような遺棄が出てくるかもしれません。
店先に捨てられる事も想定できるだろうというお声もありました。
そんな心配をしながら活動しなければならない現状が、とても辛いですが、このような事態を問題提起として発信していかなければ、人知れず放棄される命は増え続けるかもしれません。この現状の中で私達にできる事を着実にやっていきたいと考えています。
私達の活動や理念にご賛同いただける方は、今後とも応援をいただければ幸いです。
今回遺棄された猫は獣医師に診てもらってから、里親募集をさせていただきますので、情報等は改めてアップさせていただきます。